3月28日に香港証券取引所に上場する2銘柄の公募価格が決定した。
 
 新東方在線(01797)は、中国のオンライン学習塾・予備校で最大手。仮条件は、9.30香港ドル~11.10香港ドルだったが、公募価格は10.20香港ドルで決まった(売買単位:500株)。共同主幹事証券は、シティグループ、モルガン・スタンレー、中金公司(CICC)。
 
 主力ブランドの「新東方在線」は、中国の大学試験準備市場で最大のオンライン教育ブランドで、2017年の市場シェアは8.2%を占める。2018年11月末で、6カ月課程に登録している学生数は11万人。テンセント(00700)が約12%を出資し、新東方集団に次ぐ第2位の大株主。
 
 公募で調達する15.67億香港ドルのうち、約30%はスタッフの採用およびトレーニングに、約30%は補完的事業の買収または投資にあてる計画。
 
 康希諾生物(06185)は、ワクチンの開発会社。仮条件は21.00香港ドル~22.00香港ドルだったが、上限の22.00香港ドルで決定した(売買単位:200株)。共同幹事証券は、モルガン・スタンレーとA CITIC Securities Company。
 
 同社は、髄膜炎菌性髄膜炎やエボラウイルス病向けにほぼ商業化している3つのワクチンに加え、12の疾患領域に対し15のワクチン候補を開発している。
 
 公募で調達する11.51億香港ドルは、約80%を主力商品になるワクチンの研究・開発、商品化に向けて使う。(イメージ写真提供:123RF)