3月27日に香港証券取引所に上場する3銘柄(うち1銘柄はGEM)の公募価格が決定した。

 管道工程(01865)は、シンガポールの配管工事会社。仮条件は、0.55香港ドル~0.65香港ドルだったが、公募価格は仮条件の下限0.55香港ドルで決まった(売買単位:4000株)。主幹事証券は、富強金融資本。グローバルコーディネーターは、Pacific Foundation。

 同社は、シンガポールでガス管や水道管、通信ケーブル、電力ケーブルの敷設工事を請け負い、26年の歴史がある。シンガポールの配管工事会社としては2018年3月期の売上高ベースで3位にランクされる。ガスパイプラインに限ると2位。

 公募で調達する9020万香港ドルのうち、約60%はグループの事務所移転のために使う予定。約30%は事業シェアの拡大のため、約10%は運転資金として使う。

 中智全球(06819)は、米国を中心に医療業界の認証プラットフォームを運営している。仮条件は5.32香港ドル~7.19香港ドルだったが、公募価格は5.35香港ドルで決定した(売買単位:500株)。主幹事証券は、A CITIC Securities Company。

 同社は、医療業界でコンプライアンス、および、セキュリティを目的とした認証プラットフォームを運営し、有料加入者数と2017年のベンダー認証収益の両方で米国で有数のプラットフォームを運営している。

 公募で調達する3.57億香港ドルは、約65%を宣伝およびマーケティングに使う予定で、約33%は銀行借り入れの返済にあてる。

 GEMに上場するドミネイトグループ(08537)は、香港の宝飾品販売会社。仮条件は、0.3香港ドル~0.34香港ドルだったが、公募価格は0.30香港ドルで決まった(売買単位:10000株)。主幹事証券は、南華金融集団。

 同社は、「創輝珠寶」というブランド名で香港に7店舗を展開する小売宝石商。広東省深センにある生産設備で自社生産した独自のジュエリーデザインの多様で様々な品質の商品を提供している。

 公募で調達する2660万香港ドルの約90%は、小売店舗のプレゼンスの拡大のために使う予定。(イメージ写真提供:123RF)