週末22日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界景気の減速に伴うエネルギー需要の先細りを警戒した売りなどに続落した。米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値は、前日比0.94ドル(1.57%)安の1バレル=59.04ドル。この日発表された3月のドイツの製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を下回ったことをきっかけに、外国為替市場ではドル買いユーロ売りが急速に進行。ドル建てで取引される原油先物に割高感が生じ、60ドル近辺の高値水準から大きく下落する展開となった。
 
週末22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、世界的な景気先行き懸念が強まる中、安全資産とされる金が買われ、続伸した。中心限月4月物の清算値は前日比5.00ドル(0.38%)高の1オンス=1312.30ドル。3月のドイツの製造業購買担当者景況指数(PMI)が記録的な低水準に落ち込んだことで、欧州の景気減速懸念が強まったため、この日は欧州株安につれて米株相場が大幅反落。投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、「質への逃避」買いが進んだ。(情報提供:東岳証券)