米クレジットカード大手ビザ(Visa)がこのほど発表した、ベトナム人消費者の決済行動に関するアンケート調査レポートは、ベトナムの消費者が非現金決済、特にデジタル決済に対してより積極的になっていることを示している。

  デビットカードまたはクレジットカードを利用している人の割合は、2017年の59%から2018年の73%へと1年で14ポイント上昇した。デジタル決済手段のうち携帯アプリ、非接触型決済、QRコードの利用者は2017年にはいずれも0%だったが、2018年は44%、32%、19%と急増している。ただ、現金決済が依然として最も多く、2017年の71%から2018年の91%へと20ポイント上昇した。

  一方、ベトナム人が財布に入れておく現金は少なくなる傾向にある。2018年の調査では、2年前より少なくなったという人が46%に上り、2017年の調査より10ポイント上昇した。「2年前より増えた」または「変わらない」という人は、いずれも5ポイント減少した。ビザはこうした消費者行動の主な理由について、「多額の現金を持ち歩くことに危険を感じること」と「カードを利用する機会が増えていること」の2つを挙げている。

  ベトナムにおけるビザカードの2018年の決済額は前年に比べ+37%増加した。特に電子商取引(eコマース=EC)のカード決済額は前年比+40%増となっている。(情報提供:VERAC)