昨日のドル/円は110.00円を挟んでもみ合った。世界経済の減速懸念を背景とする円高は一服した格好だ。もっとも、米長期金利の低下は続いており、景気後退の予兆として話題を呼んだ長短金利逆転の「逆イールド」も解消されていない。年内の利下げを7割以上の確率で織り込んだ米債市場の動きはやや行き過ぎにも思えるが、即座に修正が進み、米長期金利が大きく上昇する展開も想定しにくい。
 こうした中、本日のドル/円は上値の重い展開が見込まれ、主要国の株価や米長期金利の動向を睨みながらの神経質な動きとなりそうだ。なお、NYタイムには米2月住宅着工件数(21:30)や米3月消費者信頼感指数(23:00)などの重要統計の発表に加えて米2年債入札も予定されている。
本日の予想レンジ:109.500-110.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)