本日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利などを盛り込んだ声明文を発表する。政策金利であるFFレートは2.25-2.50%に据え置かれる事が確実視されており、今後の利上げに関するスタンスが焦点となる。具体的には、金利見通しで示される今年と来年の利上げのペースが最大の見どころだ。

 従来の見通しでは2020年にかけて合計3回(19年2回、20年1回)の利上げを見込んでいたが、今回これが下方修正されると見られている。明確な市場コンセンサスこそないものの、合計2回への修正なら概ね予想通り、1回なら市場はハト派色が強めのメッセージと受け止めるだろう。なお、可能性は低いが、0回(利上げ停止=超ハト派)や3回(従来スタンス堅持=タカ派)なら「ビッグ・サプライズ」となる。

 その他、経済見通しで示される成長率予測やインフレ予測なども材料視される可能性がある。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見トーンにも注意を要する。ドル/円は、3月以降の値幅が1.4円弱(安値110.77円前後、高値112.13円前後)しかなく、ここ1週間以上は111台でのもみ合いが続いている。こうした持ち合い相場を離れるきっかけとなるかという点においても今回のFOMCが注目される。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)