昨日のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて111円台前半で方向感なくもみ合った。FOMCは本日27時に声明と経済・金利見通しを発表。27時30分からパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見を行う。政策金利であるFFレートは2.25-2.50%に据え置かれる事が確実視されており、金利見通しで示される今年と来年の利上げのペースが最大の見どころとなる。

 従来の見通しでは2020年にかけて合計3回(19年2回、20年1回)の利上げを見込んでいたが、今回これが下方修正されると見られている。その修正度合いが焦点となるが、市場は合計2回への修正なら概ね予想通り、1回ならハト派色が強めのメッセージと受け止めるだろう。

 なお、0回(利上げ停止=超ハト派)や3回(従来予想維持=タカ派)なら大きなサプライズとなる。ドル/円が、1週間以上続く111円台でのもみ合いから抜け出すきっかけとなるか、FOMCの発表とパウエルFRB議長の会見が注目される。

 本日の予想レンジ:110.600-112.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)