田辺三菱製薬 <4508> はグローバル戦略品の開発を強化している。株価は下値固め完了感を強めている。19年3月期減益予想は織り込み済みであり、出直りを期待したい。
 
■グローバル戦略品開発強化
 
 三菱ケミカルホールディングス <4188> 傘下の医薬品メーカーである。国内は関節リウマチ治療剤シンポニー、2型糖尿病治療剤カナリア、クローン病治療剤ステラーラ、ワクチン、海外は筋萎縮性側索硬化症治療剤ラジカヴァなどを主力として、グローバル戦略品の開発を強化している。
 
■19年3月期減益予想
 
 19年3月期連結業績予想(IFRS)は、売上収益が18年3月期比0.3%増の4350億円、コア営業利益が10.9%減の700億円、営業利益が13.3%減の670億円、親会社所有者帰属当期利益が17.6%減の445億円としている。薬価改定の影響、品目構成の変化、研究開発費の増加などで減益予想としている。
 
■株価は下値固め完了感
 
 株価はノバルティスからの仲裁申立を嫌気して2月21日に1510円まで下押す場面があったが、12月の安値1491円を割り込むことなく切り返して下値固め完了感を強めている。19年3月期減益予想は織り込み済みであり、出直りを期待したい。3月15日の終値は1608円、今期予想連結PERは約19倍、時価総額は約9028億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)