昨日のドル/円は1週間ぶりに111.80円台まで上昇した。ただ、今朝にかけて111.60円台に押し戻されるなど、相変わらず112円の壁は高そうだ。本日は日銀金融政策決定会合に注目。主要国の中銀が軒並みハト派姿勢を強める中、日銀もこれに追随するとの見方が広がっている。追加緩和への期待も徐々に強まっており、黒田日銀総裁がハト派姿勢を強調すれば、ドル/円が112円台に向けて続伸する可能性もある。

 しかし、市場には「日銀に残された緩和手段は乏しい」との見方も根強い。日銀が「景気の拡大基調が続く」などとしている従来の見解を大きく変更しなければ円買い戻しの動きに繋がるリスクもある。日銀の政策判断が注目されよう。

 本日の予想レンジ:111.100-112.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)