本日は米2月雇用統計が発表される。昨年12月から1月にかけて米政府機関の一部が閉鎖され、雇用市場に歪みが生じていたと推測されるだけに、今回の雇用統計は米国景気の状況を診断する上で重要な意味を持ちそうだ。主な項目の市場予想は、注目の非農業部門雇用者数が18.0万人増、失業率は3.9%、平均時給は前月比+0.3%.前年比+3.3%などとなっている。

 米雇用統計は振れ幅が大きい統計のため予断を持つべきではないが、2月の米雇用関連指標はISM製造業・非製造業(内訳の雇用指数)の他、新規失業保険申請件数などもやや悪化しており、不安な面もある。ドル/円相場は5日に112.10円台の年初来高値を付けたものの、その後は伸び悩んでおり、200日移動平均線(111.39円)前後まで弱含んでいる。

 米2月雇用統計を受けて、200日移動平均線や2月以降の上昇トレンドのサポートラインと重なる111円ちょうどの節目を維持できるかが見ものとなりそうだ。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)