本日はカナダ中銀の金融政策委員会が開催される。政策金利は1.75%に据え置かれる可能性が高く、市場の関心は声明とポロズ総裁の会見内容に集まっている。焦点はカナダ中銀が利上げスタンスを維持するか否かであろう。

 なお、前回の声明では「時間をかけて政策金利を中立レンジまで引き上げる必要がある」として緩やかな利上げの方針を示しており、ポロズ総裁も会見で「種々の問題は一時的」とした上で「経済は将来的にフル稼働の状態に達する」などと述べていた。今回もカナダ中銀がこのスタンスを踏襲すれば、先進国の中銀の多くがハト派に傾斜する中、カナダドル高に振れる可能性がある。

 一方、仮に米連邦準備制度理事会(FRB)に倣って利上げ休止に舵を切れば、カナダドル売りが強まる事になるだろう。カナダ中銀の政策判断を注視したい。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)