3月6日に香港メインボードに新規上場する2銘柄の公募価格は、いずれも仮条件の高い水準で決定した。フードコートを運営するシンガポールのK2 F&B(02108)の公募価格は仮条件の上限で決まった。

 江蘇省南京に本社を置く不動産デベロッパーである銀城国際(01902)の仮条件は1.8香港ドル~2.48香港ドルだったが、公募価格は2.38香港ドルで決定した(売買単位:2000株)。主幹事証券はICBC(工銀国際)。

 同社は、揚子江デルタ地帯の江蘇省の南京、無錫、蘇州、鎮江、安徽省の合肥や馬鞍山、浙江省杭州などの都市圏でマンションなど不動産開発を行う老舗。高級マンションに強みがある。公募で調達する7.7億香港ドルのうち、60%は不動産開発の建設費に使われ、30%は借入金の返済、10%が運転資金に使われる。

 シンガポールに本拠を置くK2 F&B(02108)の仮条件は、0.65香港ドル~0.75香港ドルだったが、公募価格は上限の0.75香港ドルに決まった(売買単位:4000株)。主幹事証券は、HEUNGKONG FINANCIAL(香江金融)。

 同社は、シンガポールでフードコートを運営する会社。公募で調達する1.1億香港ドルは、69%をフードコート運営のための不動産購入にあてられ、その他は既存のフードセンターの改修、システムのアップグレード、借入金の返済などに使う予定。(イメージ写真提供:123RF)