昨年12月に、当ブログでは「円高トレンドに入った」と明言。その通り円高が進み、年末の時点で「円高ターゲット108円」と予想。→ 年始1月3日に、円高が拡大して予想ターゲットに到達。終値では107円台へと行き過ぎたことを受けて→ 翌1月4日朝には「円高の波が完成した」とブログで書きました。→ その後、ブログの予想通り、円高の波が止まった後は、緩やかに反発、円安傾向が続いてきました。→ そして先週はブログで、この円安トレンドの「最後の吹き上げが発生しようとしている」と皆様にお伝えしました。→ 先週金曜日は早速、“吹き上げ”が発生。年末年始の円高局面を乗り越えて、2カ月半近くぶりに1ドル=112円まで円安になりました。
 
 さて、今週の見通しについて。先週の時点で、この“円安への吹き上げ”の到達地点として「具体的には112円台半ば~113円近く」と解説しました。今週も引き続き、そのあたりへ円安が伸びることを期待したいです。なお、そこからやや行き過ぎる可能性もあり、最大で昨年秋の高値圏、すなわち114円近くも視野に入ってきます。ただ、短期FX裁量トレード戦略としては、あまり欲張りすぎずに112.5円を超えてきたら利益確定をすすめるようなスタンスがオーソドックスな戦い方ではないかなと思います。
 
 英ポンド円は、先週の急騰は結局、1ポンド=148円まで。EU離脱問題で混乱しているはずのイギリスのポンドがなぜそんなに買われているのか? 簡単にいえば、この3月末に合意なしで離脱してショックが発生する可能性が後退して、3月末までに合意できなければ、期限を延期するシナリオが浮上しているため、売られていたポンドが買い戻されています。先週も書きましたように、さらに上昇する可能性もありますが、最大で1ポンド=150円までくらいではないかと思われます。
 
 日経平均株価について。株高のターゲットは2万2千円だと、ブログやメルマガで言い続けています。先週末は2万1600円まで来ました。あともう一息ですね。引き続き、日経平均が2万2千円へ向かって上昇することを期待したいです。 
 
 NYダウについては、さすがに上昇の勢いが止まりましたね。去年10月に記録した史上最高値は2万6951ドル(終値で2万6828ドル)。昨年暮れの暴落の後、一気にここまで駆け上がってきましたので、この先、2万6千ドルの高値圏から一気に上抜けることはかなり難しいと考えられます。引き続き、この2万6千ドル台では上値を抑制されやすいと思われます。
 
 投資可能な通貨のなかで世界第1位の高金利通貨トルコリラ円や、世界第2位の高金利通貨メキシコペソ円は非常に安定しています。トルコでは今週6日に金融会合が予定されています。現在の高金利(政策金利24%)は、おそらく変更なく、現状維持の可能性が高そうです。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)