今週のポンド/円相場は、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitについて、「無秩序な離脱(合意なき離脱)」は避けられるとの楽観的な見方が広がる中で堅調に推移。昨日は、約3カ月半ぶりに148.25円前後まで上昇して、週足一目均衡表の雲上限にタッチした。本日の終値で雲を抜けられれば、昨年5月以降の上値抵抗である150.00円を再び試しに行く機運が高まりそうだ。

 一方、上抜けに失敗すれば、少なくとも来週中は雲の中でもみ合う公算が大きくなろう。なお、再来週の3月12日までにメイ英首相の離脱協定案が議会採決にかけられる予定で、これが否決されればその翌日に「合意なき離脱」を支持するか否かの採決が行われる。さらに「合意なき離脱」が否決された場合は、14日までに「3月29日の離脱延期」の是非が採決にかけられる事になっている。

 BBCの政治編集長は「どうやら3月12日、13日、14日が政治的にも、長年の間で最も大事な日になりそうだ」とツイッターに投稿しており、ポンド相場にとっても10日からの週が重要になりそうだ。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)