アルテリア・ネットワークス <4423> は、昨年12月12日に東京証券取引所第一部に上場。同社は、独自色を持つ通信キャリアの一つ。自社回線を保有するとともに、他社回線も利用して、企業ごとのニーズにきめ細かく対応した通信サービスを提供している。
 
 同社は、主として、インターネットサービス(光インターネット接続サービス、IP電話サービス)、ネットワークサービス(専用サービス、VPN接続サービス及びマンションインターネットサービス(全戸一括型光インターネット接続サービス)を主に大都市圏で事業を展開しているが、マンション「全戸一括型」インターネット接続サービスで国内シェアNo.1の導入実績をもち、安定した高速接続だけでなく、WEBメールなどの基本サービス、居住者様向けISP会員特典や、月額基本料がお得なIP電話サービスやセキュリティ対策など、オプションサービスも充実している。
 
 2月14日に発表した今2019年3月期第3四半期業績実績は、売上高360億6500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益56億8100万円(同3.6%減)、経常利益53億3900万円(同4.4%減)、純利益35億7900万円(同2.2%減)に着地。インターネットサービスでは、専有型インターネット接続サービス「UCOM光スタンダードギガビットアクセス」の販売を拡大。ネットワークサービスでは、VPNサービス環境からのセキュアなインターネット接続を実現する「セキュアインターネットゲートウェイ」サービスに、インターネット接続最大1Gbpsに対応したCheck Point機器を新たに追加。マンションインターネットサービスでは、1Gbps及び10Gbpsのマンション全戸一括型インターネット接続サービスの販売が順調に推移。新築分譲の大型物件で光配線タイプの受注が拡大、学生寮への導入も進んでいる。
 
 今19年3月期業績予想は、売上高482億1300万円(前期比1.3%増)、営業利益78億5400万円(同4.0%増)、経常利益74億1700万円(同3.8%増)、純利益48億7500万円(同5.8%増)を見込む。年間配当予想は、配当性向50%程度を中長期的な目標として年間1回の期末配当を実施し、期末一括26.22円を予定している。
 
 株価は、昨年12月26日につけた上場来安値982円から1月29日に上場来高値1450円と買われた後、2月8日安値1177円まで調整を挟んで上昇している。同社は、2018年3月に公表した中期経営計画に基づき、インターネットサービス、ネットワークサービス、及びマンションインターネットサービスの各領域において、同社の強みを活かすことが可能で、高い成長が見込まれる分野やエリアでのサービス展開に経営資源を集中させ、サービスを拡大させており、成長が続くと期待される。今期予想PER13倍台と割安感があり、下値を切り上げており、高値奪回に向かうか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)