香港証券取引所は2月26日にメインボードに基石薬業(02616)と徳信中国(02019)、GEMに納尼亜集団(08607)の新規上場を予定している。25日に、公募価格などの条件が出揃った。

 創薬ベンチャーの基石薬業(02616)は、仮条件11.1香港ドル~12.8香港ドルに対し、公募価格は12.0香港ドルで決まった。主幹事証券は、ゴールドマンサックスとモルガンスタンレー。

 同社は、主にがん治療薬を開発する創薬企業。公募で調達する20億7389万香港ドル(約290億円)は、約30%をコア製品のモノクローナル抗体「CS1001」の開発、および、商品化のために使う。約40%を8つの臨床、および、前臨床の候補薬などにあてられる。

 浙江省で不動産管理を行う徳信中国(02019)は、仮条件2.32香港ドル~3.25香港ドルに対し、公募価格は2.80香港ドルに決まった。主幹事証券は建銀国際(CCB International)。

 同社は、浙江省を拠点に、マンションなどの集合住宅の開発に加え、商業施設や複合物件の開発・運営・管理といった事業を展開している。公募で調達する資金は約13億7290万香港ドル(約192億円)は、約60%を既存の不動産プロジェクトの開発費に、約30%を新規の土地取得にあてる計画。

 繊維メーカーの納尼亜集団(08607)は、仮条件0.4香港ドル~0.8香港ドルに対し、公募価格0.4香港ドルで決まった。主幹事証券は信達国際。

 同社は、化学繊維の製造、染色、プリント加工を手掛ける。調達する4420万香港ドル(約6億1900万円)の約67%は新しい製織工場の建設に使われる。また、約24%は新しい染色機械など設備の購入に使う予定。(イメージ写真提供:123RF)