英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitまで残り1カ月あまり。来週が「合意なき離脱」の回避に向けたヤマ場となる可能性がある。英議会が26日までに離脱案を承認できない場合、メイ首相はそれまでの進捗状況を議会に報告し、議会は27日に今後の方向性を審議・採決する事になる。なお、閣僚を含む与党・保守党の一部議員は、これがメイ首相に事態打開を委ねる最後の機会になるとの考えを示唆している。それにともない来週はポンド相場も大きく変動する事が予想される。そこで、ポンド/円相場の現在のチャート上の立ち位置を確認しつつ、今後の方向性を探ってみたい。まず、今週の週足は余程の事がない限り陽線で引ける可能性が高そうだ。とはいえ、節目の145.00円を明確に超えられずに144円台に押し戻されている。仮にこのまま下落してしまえば、4週前の高値144.84円前後との「ダブルトップ」形成が濃厚となる。

 一方で、145円台に上伸できれば、過去半年以上に渡り上値抵抗となってきた52週移動平均線(現在145.59円前後)の突破も視野に入る。ポンド/円相場にとっても来週がヤマ場となる公算が大きいだけに、今週最後の取引となる本日の値動きに注目しておきたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)