メコンデルタ地方ドンタップ省サデック市のフンハウ食品有限会社は、プラスチック製のストローに代替する米粉製のストローを、1日当たり10万本(1t相当)生産している。2月中に新たな生産ラインを稼働させて、1日当たりの生産量を5tに引き上げる予定だ。

  同社は米粉製ストローを国内の高級ホテルやレストランに出荷しているほか、韓国や日本、欧州各国など海外にも輸出している。ボー・ミン・カン社長によると、海外で環境にやさしい製品が重視されていることを知って、米粉を使った製品の研究に1年間取り組み、約4か月前に生産を開始した。

  米粉製ストローは、通常の環境であれば約1年半保存可能で、湯や水に浸けた状態では30分から2時間、使える状態を保つという。色は白の他、食用植物から抽出した色素で着色した緑や紫、黒がある。ストローは食べることもできるが、1日に何本も食べるのはお勧めできないとしている。

  同社のあるサデック市は、米粉製食品が名物として知られており、新たな米粉製品の出現を地元の「米粉村」の各業者は歓迎している。サデック米粉村クラブのグエン・バン・ヌオン主任は「環境にやさしい製品(米粉製ストロー)が、米粉村の名を広めてくれるだろう」と期待を示した。(情報提供:VERAC)