昨日のドル/円は堅調に推移し、約1カ月半ぶりに111円台に乗せた。米中通商協議の進展や米政府機関再閉鎖の回避が期待される中、世界的に株価が上昇。米1月消費者物価指数が底堅い伸びを示した事もドルを押し上げた。このまま200日移動平均線(111.29円前後)を突破できれば、昨年12月後半に下抜けるまで下値支持として機能してきた112.00円前後が次の上値目標として浮上しそうだ。

 ただ、季節的には3月の決算期末を意識した本邦勢のドル売りも出やすい。日本株の上昇が息切れするようだと、東京市場ではドル/円にも調整が入りやすくなりそうだ。なお本日のNY市場では、1月の米政府機関閉鎖の影響で発表が遅れていた米12月小売売上高(22:30)が発表される。年末商戦における消費の強さは米国経済のカギを握るだけに、結果に注目しておきたい。
本日の予想レンジ:110.400-111.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)