ユーロ/ドル相場は、1.13-1.15ドルのレンジを大きく外れる事なくもみ合う展開が続いている。 昨日も、一時1.1257ドル前後まで下落したが、その後は急速に持ち直して1.13ドル台を回復。 日足陰線が濃厚な状況から切り返して7日ぶりに陽線引けとなった。 本日はユーロ圏12月鉱工業生産が発表される。 先週発表された独12月鉱工業生産は予想外の減少となり4カ月連続でマイナスを記録。 ドイツ景気の減速を市場に印象付けた。 ユーロ圏12月鉱工業生産も、前月比-0.4%と減少が見込まれている。
 
 一方、米国では米1月消費者物価指数が発表される。 原油価格の低下を受けて総合指数は前年比で鈍化する見通しだが、食品やエネルギーを除いたコア指数は2.1%と堅調な伸びを維持すると予想されている。 ファンダメンタルズに目を向ければ、ユーロ圏より米国が優位である事は明らかだろう。 足元のユーロ/ドルの持ち直しはショートカバー主導と推測され、これらの指標結果次第では下落が再開してもおかしくないだろう。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)