本日は、メキシコの1月消費者物価指数が発表される上に、メキシコ中銀の政策金利発表も行われる。このため、メキシコペソ相場は比較的大きく変動する可能性がある。1月消費者物価指数については、市場予想が前年比+4.47%となっており、前回の+4.83%からやや減速する見込みとなっている。その5時間後に発表されるメキシコ中銀声明の内容にも大きくかかわると見られるだけに、ペソ相場もそれなりの反応を示すだろう。

 予想を上回る伸びとなればペソ高、下回ればペソ安に振れる公算だ。仮に、メキシコ中銀のインフレ目標(3.0%±1%ポイント)の上限である4.00%に接近するほどの大幅な減速となれば、追加利上げ観測が一気に萎む可能性があり、ペソ売りも一気に激化しそうだ。メキシコ中銀については、政策金利であるオーバーナイトレートを8.25%に据置くと見られている。前々回、前回と2会合続けて利上げに動いた上に、足元ではペソが対ドルで上昇しているため、今回は利上げを見送る公算が大きい。

 「中期的な物価上昇が予測される」とした前回の見通しを維持して引き締めスタンスを取り続けるのかどうか、1月消費者物価指数の結果と合わせて注目しておきたい。