プラマテルズ <2714> (JQ)は合成樹脂の専門商社である。積極的な商流開拓や高付加価値商材の拡販を推進している。19年3月期は減益予想だが、第3四半期累計が増益となり、進捗率も高水準だった。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。株価は地合い悪が影響した12月安値から切り返して戻り歩調だ。出直りを期待したい。
 
■双日グループの合成樹脂専門商社、高付加価値商材を拡販
 
 双日 <2768> グループの合成樹脂専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力に、オレフィン系樹脂、PET樹脂なども取り扱っている。需要先は精密機器、家電・電子、医療機器、建材、自動車部品、ホビー、衛生材料、パッケージング(包装)など幅広く、合成樹脂原料に関する高い専門性、原材料メーカーと販売先を繋ぐ高い提案営業力、少量多品種即納体制を強みとしている。
 
 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、台湾などアジア地域に積極展開している。
 
■19年3月期減益予想だが、3Q累計が高進捗率で通期上振れの可能性
 
 19年3月期連結業績予想は売上高が18年3月期比3.2%増の620億円、営業利益が8.4%減の11億円、経常利益が7.7%減の10億50百万円、純利益が5.4%減の7億円としている。配当予想は18年3月期と同額の年間21円(第2四半期末10円、期末11円)で、予想配当性向は25.6%となる。
 
 第3四半期累計は売上高が前年同期比10.9%増の493億75百万円、営業利益が7.1%増の9億64百万円、経常利益が6.6%増の9億27百万円、純利益が5.7%増の6億04百万円だった。国内が7.2%増収、海外が17.7%増収と好調に推移した。売上総利益率は0.2ポイント低下したが増収効果で吸収した。海外売上比率は2.1ポイント上昇して37.7%となった。
 
 第3四半期累計の進捗率は売上高が79.6%、営業利益が87.6%、経常利益が88.3%、純利益が86.3%と高水準だった。通期減益予想だが上振れの可能性が高いだろう。
 
■株価は戻り歩調
 
 株価は地合い悪が影響した12月25日安値404円から切り返して戻り歩調だ。2月1日には541円まで上伸した。出直りを期待したい。2月1日の終値は531円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS81円89銭で算出)は約6倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間21円で算出)は約4.0%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1200円49銭で算出)は約0.4倍、時価総額は約45億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)