昨日のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派傾斜を受けて急落。FOMCは、声明で利上げの休止を示唆した他、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)がバランスシート縮小プログラムの早期終了に言及するなど、これまでの方針を大きく転換。これを受けてドル/円は109円台を割り込んで一時108.80円台まで下落した。ドルが売られやすい地合いではあるが、FOMCのハト派化を好感して米国株が上昇するなど、リスク選好地合いでもあり、クロス円では円が売られやすくなっている。
 ドル/円は、リスク選好地合いが継続するか否かが、109円台維持のカギとなりそうだ。もし株価の上昇が止まれば、米長期金利の低下とともに108円台半ばまで下落余地が広がりそうだ。昨日から始まった米中閣僚級通商協議の行方が気になるところであろう。
本日の予想レンジ:108.500-109.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)