昨日のドル/円は横ばい圏で推移。東京市場で一時109.10円台まで弱含んだが下値は堅かった。一方、NY市場では109.50円台まで反発する場面もあったが上値は重かった。なお、昨日の英国の欧州連合(EU)離脱=Brexit協定修正案を巡る議会採決や、今朝方の米アップル社の10-12月期決算は大きな波乱なく無難に消化した。

 これで市場の関心は、次なるビッグイベントの米連邦公開市場委員会(FOMC)(28:00)に移る事になった。市場には、FOMCが利上げの休止やバランスシートの縮小停止などを示唆するとの期待が根強くある。しかし、米大手通信社の現地エコノミスト調査によると、過半数がなおも年内2回の利上げ(6月と12月)を予想しており、8割以上がバランスシート縮小プログラムの年内停止はないと予想している。FOMC声明とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見(28:30)によって、市場が混乱に陥る可能性もあるため注意が必要だろう。

 本日の予想レンジ:108.600-110.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)