為替は予想通り、横ばいからやや上向き基調となっています。米ドル円は先週、瞬間的に1ドル=110円に届く場面もありましたが、ほとんど109円台で横ばいでした。まず、現状の大きな流れを確認しておきましょう。12月に「円高トレンドに入った」と判断→ 年始に円高ターゲット(108円)に到達し行き過ぎたことを受けて1月4日朝のブログ記事で「円高の波が完成した」と判断→ 1月2週目以降は、横ばいから上向き基調が続くと予想→ 円安ターゲットは最大110~111円と予想→ 先週、瞬間的に110円に到達するも、ほぼ横ばい。以上がこれまでの大きな流れです。現時点で、直近のトレンド(横ばいからやや上向き基調)に変化はありません。したがいまして、今週も引き続き、110円~111円へ円安がもうひと伸びする可能性はあるのではないかと思われます。
 
 次にユーロ円。過去3週間、狭いレンジ相場(下限123円台後半~上限125円)が続いてきました。先週末は、下限に接近しましたので、下抜けることも警戒されましたが、結果的には、強力に123円台後半のサポート帯で下支えされて、上限付近まで戻ってきました(週末終値124.9円)。もしも上限(125円)をしっかり上方へブレイクできれば、この年末年始に急落する前の水準、すなわち127~128円へと大きく戻る可能性が高まると考えられます。一方で、もしまた上限に押し返されて、さらに下限を下抜けることが起きますと、120~121円へとずるずるユーロ安が拡大する展開が想定されます。先週末時点では、上限に近い水準ですので、目先は上限を完全にブレイクできるかどうかが注目されます。
 
 豪ドル円も、相変わらずレンジ内です。下限は77円、上限は79円手前。こちらもユーロ円と同様に、先週末は上限付近まで上がってきました(先週末終値78.6円)。今週はその上限をブレイクできるかどうかが注目されます。もし突破できれば、81~82円へと大きく戻るシナリオが浮上します。
 
 トルコリラ円はじわじわ来ているのですが、先週も結局、1リラ=20円台止まり。先週号でも書きましたように、今月は21円を回復することを期待したいです。
 
日経平均株価については、先月、1万9千円で完全に底打ちして、今月は反発局面に入っていることは何度も解説してきました。具体的には2万円台半ば~2万1千円を掲げて、特に「1月中に2万1千円を回復できれば御の字」という表現をしてきました。まさに、想定通りの展開になっていると言って良いかと思います。先週末の終値は2万773円でした。1月はあと4日間残されていますので、日経平均株価が今月中に2万1千円を回復できれば御の字だと思います。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)