足元のユーロ/ドル相場は日足一目均衡表の雲の中でもみ合っている。本日の東京市場では1.138ドル前後で推移しているが、仮に海外市場で下落する事になれば、明日には下落シグナルとされる「雲下抜け」を示現する公算が大きい。明日には雲の下限が1.137ドル台に切り上がるためだこうした観点から、本日の動きは重要な意味を持つと考えられる。イベント面では、欧州中銀(ECB)に注目が集まるところだが、ユーロ圏の景気減速懸念がくすぶる中だけに、独1月製造業PMI・速報値やユーロ圏1月製造業PMI・速報値の結果にも注目しておきたい。

 なお、22日に発表された独1月ZEW景況感調査(期待指数)は予想ほど悪化しなかったものの、依然としてマイナス圏にとどまっている。ECBについては、政策変更は見込まれていない。市場の関心はドラギ総裁の会見に寄せられている。総裁が「域内経済の下方リスク」にどう向き合うのかが見どころとなろう。なお、12月理事会の議事録では、一部のメンバーから条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の再開に関する前向きな意見が出た事が明らかとなった。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)