昨日のドル/円は、109円台前半へと反落。世界的に株価が下落する中、NYタイムには109.10円台まで下値を切り下げる場面もあった。前日に国際通貨基金(IMF)が世界経済成長率見通しを引き下げた事が投資家心理を圧迫した模様。

 ドル/円は、米中高官級通商協議の準備会合開催を米国が拒否したとの報道を、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が否定した事で下げ渋っているが依然として109円台前半にとどまっている。株安の流れが本日も続けば109円台を割り込む可能性があろう。日足一目均衡表の転換線(108.94円前後)がサポートとなるか注目したい。

 なお、本日は日銀が金融政策決定会合の結果と展望リポートを発表する。物価見通しの引き下げ(下方修正)が見込まれている。ただ、日銀の政策余地(追加緩和の余地)は乏しいとの見方が強い事から、市場が下方修正に反応する公算は小さいだろう。

 本日の予想レンジ:108.800-109.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)