メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島で19日、カジノ付き観光娯楽施設建設案件の一部となるカジノ「リゾート&カジノ・コロナ・フーコック(Resort & Casino Corona Phu Quoc)」が開業した。

  これは、国内で初めてベトナム人の入場が認められるカジノとなる。ベトナム人の入場条件は、◇満21歳以上であること、◇民事行為能力を有すること、◇毎月の収入が1000万VND(約4万6700円)以上であることを証明できること、◇本人の家族(実父母・養父母、配偶者、実子)が反対していないことなど。

  カジノは24時間営業で、オランダ系アップフィニティ・ゲーミング・マネージメント(Upffinity Gaming Management)が運営する。ベトナム人の入場料は、◇24時間:100万VND(約4700円)、◇1か月間(720時間):2500万VND(約11万7000円)。カジノにより、今後5年間で19兆9500億VND(約930億円)の税金をもたらすと予想されている。

  このカジノ付き観光娯楽施設建設案件の投資主は、地場系コングロマリット(複合企業)のビングループ[VIC](Vingroup)が50%を出資しているフーコック観光投資開発で、投資総額は50兆VND(約2340億円)に上る。同案件では、カジノを併設する娯楽施設やホテルのほか、国際会議場などからなる総合観光娯楽施設を建設する。

  首相の決定では、このカジノと地場系サングループ(Sungroup)が東北部地方クアンニン省で建設中のカジノの計2か所に対して、ベトナム人のカジノ入場を試験的に3年間認めている。(情報提供:VERAC)