香港証券取引所は、1月25日に私立大学を運営する中国科培教育(01890)のメインボードへの上場を予定している。
  
 中国科培教育は、広東省工科大学などを経営する中国南部地域の私学の雄。公募価格の仮条件は2.08香港ドル~2.70香港ドル(売買単位2000株)。公募価格の決定は24日。主幹事証券はCitiと建銀国際。
 
 1月18日にメインボードに上場した銀杏教育(01851)は四川省でホスピタリティ系の単科大学を経営する学校法人だったが、中国科培教育は理工系の大学を経営している。アジアのシリコンバレーといわれる深センを擁する広東省を地盤とするだけに、卒業生の就業率も非常に高い。
 
 中国科培教育は、発行済み株式数で銀杏教育の4倍、公募仮条件の株価は約1.5倍以上の水準にある。IPOによる資金調達額は仮条件の中央値で約7.6億香港ドル(約106億円)の規模となり、うち44.9%は学校法人の買収にあてられ、その他も主に広東省工科大学など既存の施設の拡大に使われる。IPOを機に、成長戦略を推し進める同社の戦略に、中国国内の投資家の関心も高まっている。(イメージ写真提供:123RF)