本日は南アフリカ中銀が金融政策委員会を開催する。なお、南ア与党・アフリカ民族会議(ANC)は、12日に発表した選挙公約で「中銀は現在、責務として物価安定に焦点を当てているが、金融政策は雇用創出や経済成長などの他の目標も考慮に入れるべきだ」と指摘して景気回復の妨げとなりかねない南ア中銀の利上げをけん制した。前回11月の委員会で2年8カ月ぶりの利上げに踏み切った事もあって、今回は政策金利を6.75%に据え置く事が確実視されている。

 そうした中、今回の金融政策委員会では、南ア中銀が11月に見せた引締めスタンスを維持するのかが焦点だろう。11月の声明では「長期的にインフレのリスクが高まっている」として警戒姿勢を強めていた。ただ、来週発表予定の南アフリカ12月消費者物価指数は前月(前年比+5.2%)から大きく鈍化すると予想されており、中銀インフレ目標の中央値付近(前年比+4.6%)に落ち着くと見られている。仮に南ア中銀がインフレ警戒姿勢を弱めれば、追加利上げ期待が後退するとともに失望のランド売りにつながりそうだ。なお、南ア中銀の政策金利発表時刻は未定だが、日本時間22時前後に発表される事が多い。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)