昨日のドル/円は、一時109.20円前後まで上昇して2週間ぶりに高値を付けた。株高や米長期金利の上昇を受けて欧米市場でドル買い・円売りが強まった。109.00円台の抵抗を上抜けた事で20日移動平均線が通る109.40円前後まで目先の上値余地が広がったと考えられる。もっとも、利上げ休止観測や政府機関一部閉鎖の長期化などから持続的なドル買いは期待しにくい。109.50円の節目を超えて110円台を目指すためには、追加材料が必要であろう。

 一方で、足元の株高基調が崩れれば円売りが息切れする公算が大きいため、ドル/円は108円台に押し戻される事になるだろう。引き続き株価動向がカギとなりそうだ。なお昨日は、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの米大手金融機関の決算が好感されて米国株全体が押し上げられた。本日はモルガン・スタンレーの決算にも注目が集まりそうだ。
本日の予想レンジ:108.600-109.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)