年末年始の株価・為替急落のあと、予想通り、株も為替も横ばいから反発傾向が続いています。まず為替相場について。米ドル円については先月「円高トレンドに入った」とハッキリ申し上げ、連日、円高が拡大することを読者の皆様とともに警戒してきました。新年1月は、さらに円高が拡大すると明言して、大晦日のブログ記事において「新年1月は、ズバリ108円へ円高が拡大する」と予想。その通り、今月3日に、円高メドに到達。一時的に104円まで行き過ぎて、世の中は騒然としましたが、ブログでは、冷静に、翌4日朝のブログ記事で「円高ターゲットに到達。短期的な円高の波は完成」とハッキリ書きました。なお、円高予想メドを行き過ぎたことについては、「年始の取引量が非常に少ない日の、さらに取引量が少ない時間帯であったため通常起こり得るよりも過度な変動が生じた。ただそれだけのこと」でした。
 
 そして先週始めの為替相場見通しでは、次のように予想。「株価と為替の急落局面はひとまず終了。しばらく横ばいから上向きへ」、「為替が下落メドに到達しましたので、ここからは、上がったり下がったりの横ばいから、やや長い目でみれば(今月から来月あたり)はやや上向きに動くこともイメージできる」。その通り、先週は当初の円高ターゲット(108円付近)で上がったり下がったりしながら、ほぼ横ばいで安定した値動きでした。
 
 さて今週の見通しについて。基本的には先週とあまり変わりません。もともと新年1月の円高メドとして掲げていた108円に到達しましたので、しばらく108円台を中心に上がったり下がったり。そのなかで細かいポイントを指摘するならば、上方向は109円手前あたり。下方向は107円台後半あたり。下方向はかなり底堅く、容易に下抜けないと考えられます。逆に、上方向のポイント(108円台後半)を上抜けることができれば、もう一段、ざっと110円あたりへと今回の反発が伸びる可能性が高まります。いずれにしましても、まだもうしばらく横ばいから上向きの展開が想定されるのではないかと思われます。
 
 豪ドルも年始に円高ターゲットに到達して、とりあえずそれまで抱えていた円高エネルギーが放出されましたので「円高の波が完成した」との見方にそって、先週は、横ばいから上向き基調となっています。先週末は1豪ドル=78円を回復しました。ただ現状まだ、円高ターゲット到達後の、反発の域を出ていません。この78円台では上値を抑制する力が働きやすいです。今週、頭打ちとなって反落などした後に、もしも78円台の抑制帯を突破するような展開になれば。。。という、先走った仮定の話になりますが、そうなれば、大台の80円回復も見えてきます。
 
 ユーロ円についても、現在のこの1ユーロ=124円台が少し重たくなっています。この少し重ための抑制帯をクリアできればという条件付きですが、その場合、126円が視野に入ってきます。ユーロ円について長期的な見通しとしましては、今年またいずれ下落局面に入る時期がくると思われますが、現状は、目先のターゲット121円前後にしっかり到達しましたので、とりあえずその大きな目先のターゲット到達後の反発局面に入っており、それがもうしばらく続く可能性があると思われます。
 
 株価については、ほぼ完全に想定通りで、皆様も特に問題なく、順調に利益を上げやすいと思います。日経平均は先月1万9千円、細かく言えば、最大限の暴落メド1万8800円台まで日経平均先物がドンピシャで到達して株安エネルギーが放出されましたから、まだしばらく。。。少なくとも今月から来月にかけては、横ばいから上向きの局面が続くと考えられます。但し、ぐいぐい上がるというよりは、先月末から申し上げておりますように、2万円台半ば~2万1千円。2万円台半ばは、先週すでに到達しました。この先、今月中に2万1千円まで戻れば、御の字ではないかと思われます。
 
 日経平均よりも反発の力が強いNYダウ株価については、先週から申し上げております、2万4千ドル台。2万4千ドル台では上昇の勢いが鈍化したり、反落したりの展開も想定されるかなと思います。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)