農業農村開発省の最新の報告によると、2018年は農林水産業部門の5つの目標の全てを達成した。

  農林水産業部門の国内総生産(GDP)成長率は+3.76%で、目標だった+2.8~3%を上回った。生産額の増加率も目標の+3.25%を上回り+3.86%に達した。輸出額は400億2000万USD(約4兆3500億円)で、目標の360億~370億USD(約3兆9100億~4兆0200億円)を大きく超えた。また、森林被覆率は41.65%、新農村基準に達した村の比率は42.4%に達した。

  良好な結果を得ているものの、克服すべき課題も残っている。農業再編事業は各地方でばらばらに実施され、企業と農業従事者とのバリューチェーンの連携もまだ普及していない。小規模農家の割合が依然として高く、大規模農業生産の取り組みへの壁になっている。また、需給予測が不十分で価格の高騰や暴落を引き起こしている。

  農林水産業部門の2019年の輸出額目標は、前年より+20億~30億USD(約2170億~3260億円)多い420億~430億USD(約4兆5600億~4兆6700億円)に設定された。達成できれば、過去最高の記録となる。農業農村開発省は、今年は複数の自由貿易協定(FTA)が発効し新たな市場の開拓が期待できるとして、目標達成に自信を見せている。(情報提供:VERAC)