この年末年始で、株価と為替の急落局面はひとまず終わったとの認識です。まず株価について。先月は、もともとリスクシナリオとして日経平均が1万9千円に暴落するリスクがあることを予想しておりました。「10月の暴落の残り火的なものがまだあると仮定した場合、その最後のエネルギー(下げ圧力)が完全に放出されるシナリオが考えられるならば、一時的に2万円を割れて、1万9千円台に突入するシナリオも」(昨年12月10日号より)。
 
クリスマスに暴落して、そのシナリオが実現しましたが、当時のブログでは次のように明言しました。「私のチャート分析において、その最終到達地点が1万9千円台となっています」、「この先、1万9千円を割れることはないかと言われれば、絶対無いとは断言できませんが、ただ、あらゆる相場エネルギーを汲み取って、それがすべて下方に放出されるものと断定して最大限の暴落メドを算出しますと1万8800円台も浮上します」、「この1万9千円台まで下落したところで、大きな暴落の波が完成しますので、1万9千円台で底打ちして、少なくとも横ばい、やがて反発に向かう可能性が高い」、「日経平均チャート分析の観点では暴落メド1万9千円に到達し、そして、当局者も身を乗り出してきたということで、今回の株価暴落は、最終局面と考えてよい」。
 
結果的には、日経225先物価格が、1万8800円台まで下がる場面がありましたが、まさに、予想していた最大限の暴落メド(1万8800円台)でピタッと止まったわけです。完全に想定通りといってよいでしょう。さて、この先の戻りメドについてですが、これは新年1月の相場予測で次のように解説いたしました。「本来ならば、予想していた最大の暴落メドに到達しましたから、ここから上げ基調になることを期待したいのですが、気になるのは為替動向」、「円高リスクがまだ残っていますので、それに足を引っ張られるような形で、しばらく1万9千円台~2万円でうろうろするシナリオは考えられます」。これがまさに先週。予想が完璧に的中して、先週は円高リスクが表面化しましたので、(休み中も取引されていた日経225CFD価格は)、1万9千円台~2万円で下がったり上がったりうろうろしましたね。「そうしたリスクを乗り越えて、新年1月は、2万円台半ばから2万1千円あたりを回復することができれば御の字ではないかと思います」。新年1月の予想として年末のブログ記事で、このように解説しました通り、今月この先、まだ不安定な局面もあるでしょうが、もう暴落局面は終了しましたので、これから上がったり下がったりを繰り返しつつも、2万1千円を回復できれば御の字ではないかと思います。
 
次に為替について。これも年末のブログ記事などでしきりに円高リスクを警戒すべきと皆様に呼びかけさせていただきました。先々週末(12月28日)時点で、米ドル110円、ユーロ126円、豪ドル77円でしたが、ブログでは、皆様と共に、円高メドを次のように予想してハッキリ書きました。「米ドル円はズバリ108円」、「豪ドル円は最大74円」、「ユーロ円は目先は121円」。結果的にはいずれも行き過ぎる場面はありましたが、大底で買い戻すことは不可能ですから、上記それぞれのターゲットで買い戻すことで、巨額の利益を確保することができたと思います。おめでとうございました!
 
1月3日に急落が発生した為替動向については、1月4日朝のブログ記事で次のように申し上げました。「円高ターゲットに到達」「短期的な円高の波は完成」。ということで、株価が先月下旬に底打ちしてから、やや遅れる形で為替が下落メドに到達しましたので、ここからは、上がったり下がったりの横ばいから、やや長い目でみれば(今月から来月あたり)はやや上向きに動くこともイメージできるのではないかなと思います。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)