グエン・スアン・フック首相はこのほど、2019年の経済社会発展計画と国家予算の実施目標などを盛り込んだ政府決議第01号/NQ-CPを公布した。主な目標として、国内総生産(GDP)成長率は+6.8%程度、消費者物価指数(CPI)上昇率は+4%未満を掲げている。

  国家予算の再編と財政規律の維持のために、予算使用状況の調査、公開性・透明性の確保を強化し、借入金の管理・使用を厳しく監察する。2019年末時点の公的債務はGDPの61.3%程度、政府債務は同52.2%程度、外国債務は同49%未満に抑制する。

  税関連では、税収の再編と税徴収機関の拡大に取り組み、滞納税の比率を5%未満に引き下げる。支出面では、開発投資支出の比率を歳出の27~27.5%に引き上げ、経常的支出の比率を同63~63.5%に引き下げる。財政赤字はGDPの3.6%以下に抑制する。国際公約を実行し、二重課税の排除と脱税の防止などを目的とした租税条約の改正を実施する。

  輸出入のバランスを保ち、輸出額を前年比+8~10%増加して輸入超過額の輸出額に対する比率を2%未満に抑制する。小売・サービス売上高の成長率は+12%程度を目標とする。(情報提供:VERAC)