2018年12月に香港証券取引所に新規上場したのは22社。うち2社はGEMへの上場だった。この新規上場22社のうち、初値が公募価格を割れたのは9社に達した。また、公募価格と同値が初値になった企業も7社を数え、全体的に低調な新規上場になった。21日に上場を予定していた太陽光発電事業者の信義能源は、上場を見送っている。
 
 新規上場のうち、初値が公募価格を最も上回ったのは、12日にGEMに上場した金融リース会社のメトロポリスキャピタル(08621)で、公募価格0.38香港ドルを約80%上回る0.70香港ドルが初値だった。その日のうちに1.16香港ドル(公募価格の3倍強)の高値を付けたものの、上場日の終値は0.55香港ドルだった。その後の株価は低迷し、年末終値は0.36香港ドルと公募価格を下回った。
 
 メインボードに上場した銘柄では、24日に上場したバイオ医薬品メーカーの君実生物医薬(01877)が公募価格19.38香港ドルを21%超上回る23.50香港ドルで生まれて好調なスタートを切った。その後も高値で堅調に推移し、上場来高値は24.70香港ドル、年末終値は24.20香港ドルだった。
 
 なお、31日にメインボードに上場した香港のリフォーム会社である耀高控股(01796)は、公募価格1.05香港ドルに対し、初値は0.89香港ドルとなった。(イメージ写真提供:123RF)