蒼南儀表(01743)は1月4日に香港メインボードに上場した。公募価格15.8香港ドルに対し、初値は15.0香港ドルだった。その後、14.04香港ドルの安値を付けた。
同社は、商業と工業用ガス流量計のメーカー。研究開発、製造、販売、アフターサービスを一貫して提供している。2017年の売上高ベースでは、中国の工業用および商業用ガス流量計業界で2位にランクされる。工業用および商業用ガス流量計製品の売上高は、59.8百万人民元であり、市場シェアは36.8%だった。
同グループの売上の大部分は中国だが、近年、トルコ、インドネシア、オーストラリア、台湾などにも進出している。
なお、1月3日には、中国最大の有害廃棄物焼却の包括的なソリューションプロバイダーである維港環保科技(01845)が香港メインボードに上場している。公募価格0.88香港ドルに対し、初値は0.90香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
【香港IPO】ガス流量計メーカー大手の蒼南儀表の初値は15香港ドルで公募価格割れ
2019-01-04 11:02

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