ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)傘下の鉄道プロジェクト管理委員会(RPMU)はこのほど、南北高速鉄道建設計画の予備事業化調査(プレFS)報告書を交通運輸省に提出した。これまで開催してきたシンポジウムなどでの専門家の意見を取り込んでいる。

  報告書によると、ハノイ市とホーチミン市を結ぶ南北高速鉄道は全長1559kmで、20省・市を通過する。全線の60%が高架、30%は地上、10%はトンネルとなる。24駅と5つのデポを設置するが、3駅を追加する可能性がある。停車駅の数により、ハノイ市~ホーチミン市間の所要時間は5時間17分~6時間50分となる。

  計画では、第1期(2020~2030年)にハノイ~ビン(北中部地方ゲアン省)間とニャチャン(南中部沿岸地方カインホア省)~ホーチミン間、第2期(2030~2045年)にビン~ニャチャン間を建設する。うちビン~ダナン(南中部沿岸地方)間は2040年までに、ダナン~ニャチャン間は2045年までに完成させる。

  投資総額は587億USD(約6兆4700億円)を見込む。官民パートナーシップ(PPP)方式で実施し、建設費の約80%を国が拠出し、残りを民間資金で賄う予定だ。(情報提供:VERAC)