ドル/円は、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表を前に軟化しており、本日の東京市場では112円台半ばに下落している。今年後半の上昇トレンドをサポートしてきた重要な下値支持線の100日移動平均線(執筆時:112.40円前後)にまたしても接近しており、攻防の行方が注目される。

 FOMCでは利上げが濃厚と見られているが、世界経済の先行きに減速懸念が広がる中だけに、市場は株価への悪影響を気にしているようだ。昨日はNYダウ平均が500ドル超値下がりした他、ハイテク株中心のナスダック指数は年初来安値を更新して下落した。明日に向けて「弱気の連鎖」が拡大しないか、欧米株式市場の展開を注視しておきたい。

 ドル/円は、仮に100日移動平均線を明確に下抜けると、3月安値から10月高値への上げ幅の38.2%押し水準にあたる110.73円前後まで目線が切り下がる。一方で、今回も100日移動平均線にサポートされる展開となれば、改めて年初来高値(114.55円前後)の更新を試す事も考えられる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)