全国のタクシー会社17社はハノイ市で10日、同17社の加盟により新設されたベトナムタクシー連盟を発表した。同連盟はベトナム商工会議所(VCCI)の後援の下で活動する国内最大のタクシー連盟となり、グラブ社(Grab)などの配車アプリに対抗することを目指す。

  この17社には、ハノイ市で活動するタインガー(Thanh Nga)、バンスアン(Van Xuan)、タンロン(Thang Long)、サオマイ(Sao Mai)、ロンビエン(Long Bien)、クエルア(Que Lua)の計6社が加盟している。

  このほか、北中部地方ゲアン省のバンスアン(Van Xuan)、紅河デルタ地方ハイズオン省のタインドン(Thanh Dong)、南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ(Tien Sa)、ホーチミン市のサイゴンバン(Sai Gon Vang)などがあり、いずれも小・中規模のタクシー会社が多くを占めている。

  同連盟のタクシー保有台数は計1万2000台で、うちハノイ市では4000台に上る。2019年には63省・市へ営業網を広げるほか、保有台数を2万台へと増やす計画だ。

  17社はハノイ国家大学が開発した配車アプリ「EMDDI」を共有して利用するが、運賃については会社によって異なる。同アプリはアンドロイド端末ではGoogle Playから、iPhoneやiPadなどアップル社(Apple)の端末ではiTunes Storeからダウンロードが可能となっている。

  これに先立つ11月、ハノイ市で活動するタインコン(Thanh Cong)、バーサオ(Ba Sao)、サオハノイ(Sao Ha Noi)のタクシー会社3社を統一した新たなタクシーブランド「G7タクシー(G7 Taxi)」が発表された。G7タクシーも、グラブなどの配車アプリによる輸送サービスに対抗することを目指している。(情報提供:VERAC)