北中部地方タインホア省のギーソン経済区にあるギーソン製油所が、11月14日付けで商業運転を開始した。

  ギーソン製油所は、出光興産株式会社(東京都千代田区)、三井化学株式会社(東京都港区)、クウェート国際石油(Kuwait Petroleum International=KPI)、ペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group=PVN)との合弁会社である「ニソン(ギーソン)リファイナリー・ペトロケミカルリミテッド(NSRP)」が運営するもの。

  事業総額は約90億USD(約1兆円)で、出資比率は出光興産が35.1%、クウェート国際石油が35.1%、ペトロベトナムが25.1%、三井化学が4.7%。

  出光興産は1980年代後半からベトナムでの石油の探鉱活動に取り組んでおり、2000年代はじめにベトナムで2つ目となる製油所建設への参加の検討を開始。2013年に最終投資決定、着工し、このたび商業運転開始を迎えた。

  同製油所は、ベトナム国内への石油製品の安定供給を目的に20万BD(日量バレル)の原油処理能力を有し、高度な分解設備により付加価値の高い白油の生産量を最大化した高効率な製油所となっている。

  生産された石油製品はベトナムの旺盛なエネルギー需要に向けて安定供給され、石化製品はアジア各地の顧客に販売されている。(情報提供:VERAC)