香港証券取引所に12月6日に新規上場した3銘柄は、3銘柄ともに上場当日の終値が公募価格割れになった。6日は、中国の通信機器メーカー首位のファーウェイ(華為技術)の孟晩舟・副董事長兼CFO(最高財務責任者)がカナダで逮捕されていたことが伝わり、米中関係の悪化を懸念して市場が大幅安となった。香港ハンセン指数は前日比2.47%安。上海総合指数は1.68%安になっている。

 新規上場のヤン煤澳大利亜(03668)は、公募価格23.48香港ドルに対し、22.00香港ドルで取引開始された。ただ、その後は買いが入り、高値23.40香港ドルを付けたが、市場が全般に売られる中で23.10香港ドルに下落。終値は23.35ドルだった。

 佳兆業物業(02168)は、公募価格9.38香港ドルに対し、9.10香港ドルで初値を付けた後、8.82香港ドルまで売られた。その後は、買い戻され一時9.42香港ドルと公募価格を上回る場面もあった。終値は9.24香港ドル。

 創夢天地(01119)は、公募価格6.60香港ドルと同じ価格で取引が開始され、すぐに高値6.76香港ドルを付けたものの、ハイテク株が全般に売られる中で、5.90香港ドルの安値を付けた。終値は6.03香港ドル。同社の第2位株主(持ち株比率18.59%)であるテンセント(00700)は、この日5.23%安と大きく下落しており、市場全体の地合いを悪くした。(イメージ写真提供:123RF)