昨日のドル/円は一時112.50円台まで下値を拡大。日経平均株価が538円安、NYダウ平均も799ドル値下がりするなど世界的な株安でリスク回避ムードが広がる中、円買いが強まった。なお、米2年債利回りが5年債利回りを上回る「逆イールド」となり、2年債と10年債の利回り格差も約10年ぶりの水準に縮小。これが米経済成長鈍化のシグナルと受け止められた事もあって、他通貨に対する「リスク回避のドル買い」もドル/円を支えきれなかった。

 本日は、米国株式・米国債市場がブッシュ(父)元大統領の死去に伴い休場となる(昨日の米株や米長期金利の大幅変動は、本日の臨時休場の影響もあったと思われる)。その意味では、本日のドル/円は最大の手がかりを失う事になる。日足一目均衡表の雲(112.16-112.67円前後)がサポートになる一方、一目均衡表の基準線(113.26円前後)がレジスタンスとなりそうで、動きづらい展開が見込まれる。

 本日の予想レンジ:112.300-113.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)