前週末の米中首脳会談で、貿易戦争の「一時停戦」に合意した事を受けて、為替市場では新興国通貨買い・(ドル売り、円売り)の流れが強まっている。1日に新大統領に就任したロペスオブラドール氏が就任演説を行い、中央銀行の独立性の維持や財政規律を守ると表明した事もペソ買いを後押しした模様。

なお、メキシコペソ/円は、本日の上昇で約1ヵ月半に渡り上値抵抗となってきた20日移動平均線(執筆時:5.593円)を明確に突破。また、日足一目均衡表の基準線(5.624円)も約1カ月半ぶりに上抜けた。終値までこの水準を維持できれば、チャート的には11月20日の5.470円を底値として反発局面に入る可能性が高まる。欧米市場でもリスク選好の動きが広がるかが焦点で、原油価格や株価の動向がカギとなろう。

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)