米ドル円は、すっかり1ドル=113円台あたりで落ち着いています。見方は従来と変わらず、円安方向の節目は114円あたり、円高方向は一番近いところで112円台半ば、その次が111円台後半。それらの水準では動きが抑制されやすくなると考えられます。
 
豪ドル円はやや上昇傾向。チャート分析の観点では、もう少し続伸する可能性があると考えられます。具体的には1豪ドル=84円から、久しぶりの85円を回復するシナリオも目先、十分に可能性があると思われます。
 
高金利3兄弟(トルコ、メキシコ、南アフリカ)のなかでは、トルコリラと、南アフリカランドが、上昇の流れが続いています。トルコリラ円が先週、今年8月に暴落する前の1リラ=22円を回復。すっかり立ち直りました。ただ、これまで暴落後たった3カ月で約4割も大幅に上昇しましたので、目先はさすがに22円台あたりでは上値が重たくなりやすいと考えられます(将来的にもそれが限界ということではなくて、短期的な急騰の勢いは一旦弱まりやすいという意味)。
 
先週、注目通貨として掲げたユーロ円。何も起きなくて、すみませんでした。先週末も1ユーロ=128円台。引き続き、この128円が重要な下値サポート帯となっています。この水準では強力に下支えされやすいのですが、その反面。万が一、割り込むような展開になれば、ユーロ円が年初来安値(124円)か、それを下回るほどユーロ安(円高)が進行しやすくなるとの見方になります。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)