注目の米中首脳会談は、貿易戦争の「一時停戦」で合意。米国による対中追加関税の発動は90日間猶予され、この停戦期間内に不公正取引の改善に向けて協議を継続する事になった。抜本解決には程遠く、問題先送りに過ぎないとの見方も少なくないが、貿易戦争の激化をひとまず回避した事に市場は安堵している模様。

 週明け早朝のオセアニア市場は、対豪ドルなどを中心に円売り優勢でスタートしている。米中停戦が世界的株高に繋がれば、一段の円安も期待できそうだ。もっとも、リスク選好ムードはドル売りを誘発するケースも目立つ。ドル/円が11月高値(114.20円前後)や年初来高値(114.55円前後)を超えて上昇するためには、追加的な強材料が必要になると考えられる。NY市場で発表される米11月ISM製造業景況指数(24:00)の結果にも注目したい。

 本日の予想レンジ:113.300-114.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)