Delta-Fly Pharma <4598> (東マ)は18年10月東証マザーズに新規上場した。新規抗がん剤の開発を目指す創薬ベンチャーである。既存の抗がん活性物質を利用するモジュール創薬という独自コンセプトを特徴としている。株価は安値圏だがIPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。
 
■新規抗がん剤の開発を目指す創薬ベンチャー
 
 18年10月東証マザーズに新規上場した。新規抗がん剤の開発を目指す創薬ベンチャーである。既存の抗がん活性物質をモジュール(構成単位)として利用し、創意工夫を加えてアセンブリ(組み立て)することで、新規抗がん剤を創製するモジュール創薬という独自コンセプトを特徴としている。
 
 開発中のパイプラインは、抗がん剤候補化合物DFP-10917(米国で第3相準備中、日本で第1相準備中)、DFP-14323(日本で第2相準備中)、DFP-11207(欧米で第2相準備中)、DFP-14927(米国で第1相準備中)、DFP-10825(前臨床準備中)である。11月27日にはDFP-17729に関連する特許出願を発表した。
 
■19年3月期赤字予想
 
 19年3月期の非連結業績予想は売上高が2億円、営業利益が6億82百万円の赤字、経常利益が7億39百万円の赤字、純利益が7億41百万円の赤字としている。なお第2四半期累計は営業利益が2億37百万円の赤字、経常利益が2億77百万円の赤字、純利益が2億78百万円の赤字だった。
 
■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階
 
 株価は10月15日の高値5380円から11月26日の安値3005円まで下押した。IPO人気が一巡して安値圏だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。11月30日の終値は3050円、時価総額は約133億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)