プラントエンジニアリング事業やサービスソリューション事業を手掛けるメタウォーター株式会社(東京都千代田区)と水環境事業や産業事業を行う月島機械株式会社(東京都中央区)の共同企業体(JV)が受注した、国際協力機構(JICA)による日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件「ホイアン市日本橋地域水質改善計画」の下水処理施設が完成し、このほど南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市の主催で完成式典が開催された。

  式典には、ベトナム建設省やクアンナム省およびホイアン市の関係者をはじめ、在ベトナム日本国大使館岡部大介公使、JICAベトナム事務所北村周次長、国土交通省森岡泰裕下水道部長のほかJV関係者など約40人が出席した。

  同案件は、メタウォーターが新興国向けに開発した先進的省エネ型下水処理システム「前ろ過散水ろ床法(Pre-treated Trickling Filter法=PTF法)」を生かし、「ホイアンの古い町並み」として世界文化遺産に登録されているホイアン市の下水処理を行うことで、名所「日本橋(来遠橋)」地域の水質改善を図り、同市の生活・衛生環境を改善し観光資源を保全することで地域経済の発展に寄与するもの。

  同案件には、1日あたりの処理水量が2000m2の下水処理場の建設工事、6か月間の運転維持管理指導、水路改修工事が含まれる。下水処理施設は2017年3月に起工していた。(情報提供:VERAC)