グエン・マイン・フン情報通信相は、このほど開催された2019~2020年期における情報通信分野の発展プログラムに係る情報通信省とホーチミン市人民委員会による協力覚書の締結式で、2019年内にホーチミン市を皮切りに主要都市で順次、第5世代移動通信システム(5G)サービスの提供を試験的に開始することを明らかにした。

  サービスは国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)が提供し、2020年の正式なサービス開始を目指す。これに先立ち、ベトテルは2015年に5Gサービスの研究開発チームを発足し、研究を続けてきた。試験的サービス開始に向けて2019年までに5Gネットワーク構築を完了させる計画。

  ホーチミン市では情報技術が機械工学、プラスチック加工、食品加工と並ぶ主力産業であり、市内の商品やサービスの総価値の60%を占めている。同市人民委員会グエン・タイン・フォン主席は締結式で、今後は特に情報技術の発展に注力していくとした。

  フン情報通信相もまた、政府と共産党に託された同市を国内初のスマートシティ(環境配慮型都市)にするとした目標を達成すべく、同市での5Gサービスの提供を注視していると述べた。また、情報通信技術(ICT)を様々な分野でより広く活用できるよう、同市情報通信局にICT応用部門を設置することを許可するよう同市人民委員会を指導した。(情報提供:VERAC)