ポンドは昨日の海外市場で全面的に下落した。英国と欧州連合(EU)が合意した離脱協定案の閣議了承を受けて、ラーブ離脱担当相ら数名の閣僚が辞任。メイ首相に対する不信任投票の実施を求める動きも表面化した事もあって、ポンド/円は147円台から144円台へと3円以上も下落した。

 ただ、他の金融市場の動きを見ると、こうしたポンドの大幅下落はやや「独り合点」の「勇み足」にも思える。英国株(FT100)は小幅ながらも上昇した他、英国債にも買いが集まり(利上げ観測後退との見方)、長期金利が低下した。少なくとも、ポンド以外に英国売りは波及せず、パニック商状には程遠い動きであった。

・・・・

続きを読む